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ドーナツを食べさせたのは適切か?

特別養護老人ホームで、入所者の女性(当時85)にドーナツを与えて窒息死させたとして、業務上過失致死の罪に問われた准看護師の山口けさえ被告(60)の控訴審判決が28日、東京高裁であった。大熊一之裁判長は罰金20万円とした一審・長野地裁松本支部判決を破棄し、改めて無罪を言い渡した。山口被告は2013年12月、施設で女性におやつのドーナツを配膳。女性は食べた後に一時心肺停止になり、約1カ月後に低酸素脳症で死亡した。

 これは大変微妙な問題だと思う。ドーナツというのは、普通には喉に引っかかりやすい食べ物だと思う。私が若いときでも、ドーナツはパサパサしていて、飲み込みにくかった。そういうようなものがどう考えられて、判決を出すかは、難しい問題だ。

 数日前に、ゼリー食に変更になっているというのも、飲み込みが難しくなっているということだろう。無難なものなら、ゼリーだろう。ただこういう食べ物に対して、介護施設は、施設によって違うが、大変工夫していると思う。

 母親の場合でいえば、K病院に入院すると、食事や介護など、とにかく手厚く介護してくれた。それに引き換え、東京西徳洲会病院では、とにかく何もかもメチャクチャ。母親がジコキシン注射を過剰に打たれ、意識喪失していたその翌日、関係者が「食事をしましたよ」と私と弟に言った。

これらの事実関係がとにかくいい加減だ。点滴をズーとしているのに、食事をしている。それで私は、その食事という昼のスープをみた。茶色のスープで、これらはおいしくないと他の人からも聞いている。

 一方で「誤嚥性の肺炎だ」と言い、薬を飲ませられないと言い、虫の息になった時には、錠剤をみな溶かしても飲ましている。全く錠剤が飲めない状態になったら、必死に飲ましている。

 ただ入院当初は、薬を飲まさないようにして、血管を開かないようにして、強心剤を打っていた。これで心筋梗塞を狙ったのだろう。そして極度のうっ血状態にして、肺に水を溜まらせ、それを抜かないようにして死亡させる。それで解剖をすり抜けるために1錠飲ます。

 こちらの問題も再度やらなければならないし、期待している人もいるようだ。ネットでの戦い方に、そんなに不安はない。名誉棄損で訴えれば訴えればいい。今度はできるようにしておけばいい。

今は忙しいのですすまないが、少しづつ前には進んでいる。

 ドーナツは、過失にも問えるし、問うのが酷ともいえる。一審の賠償額がそれほど多いわけではないので、それほど事実関係にこだわり、裁判を続ける必要があるものか、よく考えてもらいたい。自分の大事な母親が死亡したということについて、なかなか難しいこともあると思う。しかし、このドーナツが、例えば認められて賠償金をもらっても、ドーナツはダメだが、何はいいという判断しかできないと思う。

 それらは介護される側と介護する側の、微妙な問題でもある。ただ介護する側が「脳梗塞」を言われているのが分からない。脳梗塞によって、噛む力や飲み込む力が落ちていたのが原因だ、というなら、ドーナツは適切な食べ物ではないだろう。

 ドーナツで一時心肺停止になっているのだから、ドーナツが原因だと思う。おからなども飲み込みにくい食品でもある。そういうのは存在する。改めて介護に携わる人たちの苦労を理解しなければならないと思う。

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