« 医療過誤それとも | トップページ | ジゴキシンって »

柳美里さん、ヘイトスピーチに

 柳さんはかつて従軍慰安婦やヘイトスピーチの問題に触れた。ネットの世界で「そんなに日本が嫌なら半島に帰れ」と心ないバッシングが飛び交った。むき身の心は打ち震えた。

時々在日の人たちに、心無いヘイトスピーチが行われる。好ましいことではない。そもそも「そんなに日本が嫌なら半島に帰れ」と言ったら、もうその人は議論を投げていて、負けである。

それは在日だけにではない。それ以外の外国の人にでも好ましくない。もちろん私にも考えられ得ることである。「日本が気に入らなければ出ていけばいい」というのは、議論としてはやはり負けである。

この言葉の背景にあるのは、その対象者を決定的に排除しようという意図である。そもそも民主主義社会に、このような言論・議論がおかしい。民主主義には排除思想がない。どんなに困った人でも、どんなに異質な人でも、共に生きていきましょうというのが、民主主義の基本原理である。

議論に負けてしまい、相手を排除するために「日本から出ていけばいい」というのは、そもそもそんな人は民主主義を知らないのである。単一民族であることを望み、権力的な思考が多い。権力を頼み、それもその権力は「うっすらと背後にある」、多くの日本人を頼みとして、言うのである。

しかし、日本は天照大神の国である。どのような人でも受け入れるべきである。誰にでも日は注ぐ。困難・辛苦を背負った人も、日本は進んで「日本に来なさい、私たちが守ってあげます」というのが、日本人としてのアイデンティティであって欲しい。

今現在、多くの外国の人、難病や人身の保護を求めて日本に来る人もいる。難民である。その人たちもいずれは日本の新しい風となり、力となるであろう。これからはそういう人たちの力を借りて、日本は国づくりを進めていかなければならない。

「日本を出ていけばいい」と言うのは、その人の負けである。それも惨めな…。

|

« 医療過誤それとも | トップページ | ジゴキシンって »

話題・新聞他」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 柳美里さん、ヘイトスピーチに:

« 医療過誤それとも | トップページ | ジゴキシンって »